数学のノートの使い方・問題用紙の使い方
数学で計算ミスが多い生徒さんがいます。
かなり共通しているのが、
みていて、「ミスをするように計算をしている」ということです。
どういうことでしょう?
計算(筆算)をどこでやっている?
問題を解くときに計算(筆算)をどこでやっていますか?
そんなの余白に決まってる!
そうです。それでいいんです。
でも、余白のどこでやっていますか?
計算ミスが多い生徒さんはどこでもいいから余白でやっている人が多いように思います。
これを改善すればミスは少なくなります。
具体的にどうすればいいのかというと、
まず、余白をきちんと整理しましょう。
初めにここから使い始める。
最後にここを使う、というようにです。
できれば、線を引いて場所を分けるといいと思います。
そして、ごちゃごちゃにならず、きちんと順番に使いましょう。
テストの時に初めに問題用紙に折り目をつけて、
計算スペースを区分けしてしまうという生徒さんをみたことがあります。
賢いな、と思いました。
ちなみに私は線を引いて区分けしています。
普段のノートの使い方
上記のようなことは普段から練習していないとなかなかできません。
ではどうすればいいのかというと、ノートも同じようにしましょう。
ノートの下3分の1を「余白」とします。
計算(筆算)は必ずここで行います。
そのページを使い始めるときに
余白に線を引いて計算スペースをきちんと区分けします。
そして、計算をします。
必ずスペースは上から下、左から右と順番に使ってください。
数字はあまり小さく書かない。
特に位取りは丁寧に書いてください。
このように丁寧に書くことで計算ミスは減らせます。
あとは、計算ミスしたらその部分をチェックしておくこと。
マーカーなどで塗っておくだけでいいです。
自分がどのような時にミスをするのかを記録に残しておくことで
後々必ず役に立ちます。
ミスを減らすために何をすればいいのか、
考えながら勉強を進めていきましょう。