夏休み明け・成績が伸びない

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夏休みが明けて、模擬試験を受けてみると……

成績が伸びていない。
よくあるお話です。

ただ、受験生本人、保護者様にとっては初めてのこと。
そして、1回限りの受験生活。

いくら先生に「よくある」と言われても、
なかなか「よくある」とは思えませんよね。

なぜこうなったのか、はいろいろあると思います。
対処法もいろいろあるのでしょうが、まず大切なことを述べていきたいと思います。

成績には踊り場がある

成績が一気に伸びるに越したことはありません。
もちろんそうです。

でも、そうはなかなかいかないもの。
勉強して。努力して。頑張って。
なかなか伸びない時期があり、
ある時スーッと伸びます。

その後また伸びない時期があって。
頑張っているとスーッと伸びます。

その繰り返し。
階段上に成績が伸びるのです。
時には一歩後退なんてことも。

つまり、今伸びないのは、「もう少し頑張れ」ということなのかもしれません。

周りも頑張っている

特に偏差値を基準に考えている方。
他の生徒さんも頑張っています。
そうすると、自分ができるようになっても
周りもできるようになっていけば
偏差値はどうしても上がりません。

周りよりも頑張る、できるようになることが必要です。

勉強の仕方

もしかしたら勉強の仕方が間違っているのかもしれません
よくあるパターンを見ていきます。

参考書・問題集のレベルがあっていない

難しすぎる・簡単すぎるものをやっていませんか?

自分に必要なレベルのものをやりましょう。
簡単すぎるものをやっていると、
いくら勉強しても、今までできなかった難しい問題ができるようになりません。

難しすぎるものをやっていると、
簡単な問題で得点ができませんし、
難しい問題も結局基礎ができていないのでできるようになりません。

計算問題で間違えてしまう、一行題で間違えてしまう、
そんな方は基礎を見直してください。

実は勉強時間が不足している

実はこれもありがちです。

長い時間やっていると言っていても実はそれほどでもない。
最悪、短い時間しかやっていない。

机に長い時間向かっているが、
集中できていない時間が多い。

勉強時間はしっかりと勉強している時間のことです。

できるようになっていますか?

これは一番聞いてみたいところ。
長い時間勉強しているのはわかります。
でも、やっているだけになっていませんか?

問題を解いて、丸・バツをつけて
間違えたところの答えを見て、
「あ〜そうだったのか。」
と思って。

でも、それだけじゃダメなんです。
自分一人で解けるようにする。
間違えた知識を身につける。

そこまでやるのは大変なんです。
苦しいんです。

そこまでやっているのかが問題です。

もしかしたら、勉強時間を1割少なくしても
ここまでしっかりとやる方がいいのかもしれません。

まとめ

「成績が上がらない」時にまずやらなくてはいけないのは努力を続けることです。

その上で、正しい努力なのかを考えてください。
やっていること、やっている時間。
正しい努力ができているのか確認しましょう。

可能なら、誰かに相談するのがいいと思います。
客観的に見てもらえる人がいるといいですね。

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