即効性がある!生徒の字を「丁寧な字」にする方法

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模擬試験が返却されて、絶句・・・
字が汚くて不正解にされている・・・

そんなことを耳にしました。

保護者さまからすればびっくりですよね。
そんな時お子様に「字を丁寧に書きなさい!」と言っても
解決することはまれです。

だって、生徒さんからすれば
汚い字を書こうなんて思っていないわけですから。
普通に書いて何が悪いの?
と思われるだけです。

今回は「テストにおける丁寧な字」を書く指導方法を述べていきます。

どういう字を書けば正解になるの?

まず、どんな字を書けばいいのかは以前の記事でも書きましたが、
もう一度確認します。

・ 形が正しい
・ 画数があっている

基本はこの二つです。

国語の漢字の書き取りだと、「トメ・ハネ・ハライ」なども見られることがありますが、
字が汚くて不正解というのはそのレベルではないのでしょう。

まず、線は真っ直ぐかけていますか?
そして、画と画が繋がっていませんか?
(崩し字、つまり、行書になっていませんか?)

ここに当てはまる場合、治す方法はあると思います。

お子様への声の掛け方

お子様に声をかける時は次の点を伝えてください。

① 画の始めと終わりは必ず鉛筆を止める

これは、画の最後は必ず「トメ」になるという意味ではありません。

「ハネ」でも「ハライ」でも、その後で鉛筆を止めてください。
これで続き字が防げます。

最初で止めるというのも同じ意味です。
また、最初で止めることで、どちらに鉛筆を進めるのかも確認することができます。

② 画の真ん中で一旦力を入れる

力の入っていない線を書く生徒さんがいますが、
これの対策です。
画の真ん中で力を入れることで、力を入れて線を引くことができます。

ちなみに、あみだくじってありますよね?
あの線をなぞるというのも練習になります。

その時は「真っ直ぐ」で一画です。
曲がる時は「トメル」です。
もちろん、鉛筆も必ず止まる。
途中で必ず手に力を入れる。

そして、フリーハンドで(定規などは使わないでください)
力を入れた真っ直ぐの線を弾けるようにする。

この練習でだいぶ改善されると思います。

また、鉛筆の持ち方も大切です。
個人的にはあまり指導することはないのですが、
あまりにも字が汚い生徒さんで小学3・4年生の生徒さんには指導することがあります。

その時に生徒さんに見せる動画は「トンボ鉛筆」さんの動画です。
以下に貼り付けますので、参考にしてください。

まとめ

「字を丁寧に書け!」と言ってもなかなかできないものです。

なぜなら何をしたらいいのかわからないから。
まず、第一歩は
「画の最初と最後で鉛筆を止める」
「画の真ん中で手に力を入れる」
この2点から初めてみてください。

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