公立高校入試対策!12月から得点を伸ばす社会科の学習法
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12月に入り、いよいよ受験本番まであとわずかとなりました。
社会科の学習は、教科書の内容を丸暗記するだけでなく、様々な資料を読み解き、自分の考えをまとめる力も求められます。
この記事では、公立高校入試の社会科対策として、
12月から重点的に学習すべき内容や、効果的な勉強法について解説していきます。
12月から始める社会科学習のポイント
12月からの社会科学習では、知識の定着に加え、応用力を養うことが重要です。
具体的には、以下の3つのポイントに焦点を当てて学習を進めましょう。
1. 基礎知識の徹底復習
- 問題集で定着を図る
基礎問題を解くことで、知識の抜け漏れを発見し、定着を図ります。
これも今まで使用してきた問題集で構いませんので、繰り返しやってください。
もし、もう覚えてしまった、あるいは、同じ問題集をやるのは苦痛だという人は、
新しい問題集でも構いません。
ただし、新しい問題集でもあまり難しくないものを選んでください。 - 教科書を何度も読み込む
各章のまとめや年表を重点的に復習し、重要なキーワードや年代を確実に覚えましょう。
特に問題集で間違えてしまった部分を集中してやるようにしてください。
今から全部の範囲をやることは難しいと思います。
できなかったところを潰していくつもりでやってください。 - 過去問分析
過去問を解くことで、出題傾向を把握し、頻出分野を重点的に学習しましょう。
2. 読解力・判断力の強化
- 資料分析問題の練習
グラフや図表を読み解き、その内容を正確に把握する練習をしましょう。
具体的には、問題を解くのが一番ですが、
グラフや表の内容を説明できるようにするということもあります。
このグラフ(表)はこういう内容が書いてあります、ということを文章にしたり、
他の人に説明したりすることで分析する力がつきます。 - 時事問題に目を向ける
新聞やニュースで取り上げられている社会問題について、自分の意見をまとめる練習をしましょう。 - 論述問題対策
自分の考えを論理的に説明できるよう、論述問題の練習をしましょう。
これも書くのが難しければ人に話してみるというのが効果的です。
書くときも、話すときと同じように(文末表現などは変えますが)やってみてください。
3. 実戦形式の演習
- 模擬試験の受験
時間配分や解き方の練習をしましょう。
自宅で問題集を解く時なども、時間を計って解くのがおすすめです。
常に時間内に解くという意識を持ちましょう。 - 間違えた問題の徹底復習
間違えた問題の原因を分析し、同じミスを繰り返さないようにしましょう。
もちろん、分析だけで終わらず、覚えるということまでやってください。
各分野別の学習ポイント
歴史
- 年表の暗記
時代ごとの出来事を年表と関連付けて覚えましょう。
特に出来事は覚えているけど何時代のことかわからないという人は
「何年」ということを覚えるよりも、「何時代の出来事」かを覚えるようにしてみてください。 - 人物の業績
重要人物の業績を詳しく理解しましょう。
「●●という人物は▼▼時代に△△ということをした」「その影響は⬜︎⬜︎だ」というように説明できるとベストです。 - 歴史の流れを把握
各時代の特色や出来事を時系列で整理しましょう。
例えば、平安時代は「摂関政治」→「院政」→「武士の興り」という順で学習することが多いですが、
時代順に並べると「承平・天慶の乱」→「藤原道長・頼道」→「院政」です。
説明の都合上順番が入れ替わっているだけですので、年表などをみて順番を理解してください。
地理
- 地図の読み取り
地図帳を活用して、各国の位置や地形、気候などを覚えましょう。
気候は熱帯、温帯、乾燥帯、亜寒帯、冷帯というように大きな分類で覚えましょう。
そして、それぞれの特色を大きく捉えてください。
ただし、地中海性気候は別に覚える必要がありますので注意してください。
位置も、この国はヨーロッパ州、この国はアフリカ州など大きな分類で覚えるのが先決です。
その上で主要国はしっかりと位置を覚えてください。 - 産業構造
各国の産業構造や資源、貿易などを比較検討しましょう。
大きく「この国は農業が多い」などでも構いませんし、
「この国は自動車をたくさん作っている」「この国は小麦をたくさん作っている」
というように、特色をとらえましょう。 - 人口問題
世界の人口問題や都市化の問題について理解を深めましょう。
人口が多い国は必ず覚えましょう(インド・中国が特に多いですね)
また、発展途上国と先進国に分けて問題を捉えてください。
社会
- 政治制度
日本の政治制度や国際関係について理解を深めましょう。
具体的には憲法、三権分立、国連など国際協力はしっかりと理解してください。 - 経済
日本の経済構造や経済政策について理解を深めましょう。
これもニュースを深く理解するというよりもしくみを理解してください。
銀行の役割、需要供給曲線などをしっかり理解しましょう。
効果的な学習法
- ノート作り
重要事項をまとめたノートを作成し、定期的に見返すことで記憶に定着させましょう。
今から丁寧にノートをまとめるというよりも、
自分が覚えるべき単語をまとめるなど時間をかけすぎないようにしましょう。
テストの時に始まる前に見直すことを意識するといいと思います。
参考書などにまとめて書き込んでしまうのもいいと思います。 - グループ学習
友達と教え合い、理解を深めましょう。
「言葉にする」というのは「書く」と同じような効果があります。
(ただし、漢字を覚える・スペルを覚えるのはある程度書く必要があります。)
書くよりも時間が短くて済むので、上手に活用してください。 - スマホアプリ
社会科の学習アプリを活用し、スキマ時間を有効活用しましょう。
暗記用のアプリなど便利なものがたくさんあります。
上手に活用しましょう。 - 先生や塾の先生に質問
わからないことはすぐに質問し、解決に導きましょう。
当塾ではオンラインでいつでも質問ができます。
ぜひ活用してください。
まとめ
社会科の学習は、単に知識を覚えるだけでなく、様々な資料を読み解き、自分の考えをまとめる力が求められます。12月から始める社会科の学習では、基礎知識の徹底復習、読解力・判断力の強化、実戦形式の演習をバランスよく行うことが重要です。
最後に
社会科の学習は、決して楽しいことばかりではありませんが、社会に出てからも必ず役立つ知識です。
また、これからの時期でも得点があがりやすい科目でもあります。
苦手という人はある意味チャンスかもしれません。
もちろん、Soleadoで最後の確認をしたいという人は大歓迎です。
お気軽にお問い合わせください。
焦らず、計画的に学習を進めていきましょう。