中学生・成績が上がる問題集や参考書の使い方
問題集や参考書を買ったけど、全く使わないままになってしまう。
そんな生徒さんも少なくないと思います。
どのように使ったらいいのでしょうか?
なんのために買うのかを意識して買う
その参考書なんのために買うのですか?
勉強のためではなく、どんな勉強のためですか?
分けてみましょう。
① 初めから順番に解説を読んでいくための参考書
これは順番に勉強をしていくためのものです。
いわゆる「独学」ですね。
解説があり、例題があり、どんどん進んでいく。
このようなイメージです。
一方一番挫折しやすいものでもあります。
選ぶ時は、レイアウトや記述が自分に合っているもの・わかりやすいものを選びましょう。
上下などに分かれていて一冊が薄いものもいいかもしれません。
何しろ、使い続けられるものを選んでください。
② 初めから順番に問題演習をしていくための問題集
全範囲を網羅した問題集です。
授業に合わせて解いていってもいいですし、
夏休みに全範囲を演習するなどの使い方もあるでしょう。
これも挫折しやすいものでもあります。
選ぶコツとしては、自分で解けるレベルのものを選びましょう。
それでは簡単すぎる!と思うかもしれませんが、
解けない問題は必ずあります。
そこがあなたの弱点です。
そして選ぶときにあまり分厚いものを選ばない方がいいかもしれません。
夏休みにやるならば、「30日完成」などの薄手のものでも構いません。
また、解答だけでなく解説が充実していることも大切です。
一方、ある程度時間をかけてやるならば厚いものをやってもいいと思います。
終わった時の達成感は大きなものがあります。
例えばチャート式などはこの分野の問題集でしょう。
③ 何かを調べるために使う参考書
これはわからないことを調べるためのものです。
例えば用語集などはこれにあたります。
また、最初から最後まで解説がしてある参考書ならば、
詳しいもの、調べるときの目次がしっかりしているものを選んでください。
多少難しすぎるものであっても、
「わからないところを調べる」だけでなく、
「わかっているところをさらに深く調べる」ことも必要になります。
ただ、目次がはっきりしているもの、できれば複数の目次があるものがいいと思います。
④ 特定の分野を演習するための問題集
自分の苦手な分野の演習をするための問題集です。
単元でもいいですし、学年(例えば2年生の範囲など)でも構いません。
自分の演習したい分野の問題がたくさん出ていること、
解答と解説がしっかりしていること、
それが自分にとってわかりやすいことが大切です。
もし苦手な分野の問題を演習するならば少し簡単なレベルのものがいいと思います。
まとめ
参考書・問題集を買うときは買っただけにならないようにしましょう。
そのために、なんのために買うのかをしっかりと考えてから買ってください。
一方で、目的があるのですから、
全てを使わなくても構いません。
自分にとって何が目的なのかをしっかりと決めて買ったのですから、
その目的を達成すればいいのです。
参考書・問題集をどのように選んだらいいのかわからない、
どうのように使ったらいいのかわからない
という方はぜひご相談ください。
また、当塾ならば授業に使っていない問題集・参考書の質問も可能です。
ぜひご利用をご検討ください。
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