中学生の通知表、観点別評価を徹底解説!塾講師が教える成績アップの秘訣

人気ブログランキングでフォロー
にほんブログ村 受験ブログ 個別指導塾へ

みなさんからの応援が
ブログ執筆をする上で、
大変な励みになります。

ぜひ、上のリンクをクリックして応援してください。

中学校の通知表で気になるのが「観点別評価」ですよね。

通知表が返ってきて、自分の評価に納得がいかないという方もいるのではないでしょうか。

「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」という3つの観点から評価されることは知っていても、
具体的に何をどうすれば評価が上がるのか、いまいちピンとこない人もいるかもしれません。

そこで、塾講師の視点から、観点別評価について詳しく解説し、成績アップのための具体的な方法を伝授します!

観点別評価とは?

観点別評価は、生徒の学習状況を多角的に評価するための方法です。

以前は、テストの点数だけで成績が決まることが多かったのですが、
それでは生徒の頑張りや成長の過程が十分に評価されないという課題がありました。

そこで、学習指導要領の改訂に伴い、生徒の資質・能力をより適切に評価するために、観点別評価が導入されました。

観点別評価では、「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」という3つの観点から、
各教科の目標に照らし合わせて評価が行われます。

それぞれの観点は、生徒の学習活動の様々な側面を表しており、バランス良く評価されることで、

生徒の成長をより的確に捉えることができるようになっています。

3つの観点を徹底解説!

それでは、それぞれの観点について具体的に見ていきましょう。

1.知識・技能

「知識・技能」は、教科書や授業で学んだ内容をどれだけ理解し、使えるようになっているかを評価する観点です。
具体的には、以下のような点が評価の対象となります。

  • 知識の理解
    用語や概念、法則などを正しく理解しているか
  • 技能の習得
    計算や実験、表現などの技能を正確に使えるか
  • 知識の活用
    学んだ知識を問題解決や課題に取り組む際に活用できるか

例を挙げると、数学であれば公式を正しく覚えているか、計算問題を正確に解けるか、
図形問題を定理を使って解けるかなどが評価されます。

英語であれば、単語や文法を理解しているか、英文を読んだり書いたりできるか、
簡単な会話ができるかなどが評価されます。

「知識・技能」の評価を上げるには?

  • 授業をしっかり聞く
    授業中は先生の話をよく聞き、ノートを丁寧に取るようにしましょう。
    分からないことは積極的に質問することも大切です。
  • 復習を徹底する
    授業で習ったことは、その日のうちに復習するように心がけましょう。
    教科書やノートを見直したり、問題集を解いたりすることで、知識の定着を図ります。
  • 反復練習を行う
    計算問題や英単語など、反復練習が必要なものは、毎日コツコツと取り組むことで、技能の習得につながります。
  • 小テストや課題に真剣に取り組む
    小テストや課題は、自分の理解度を確認する絶好の機会です。
    真剣に取り組み、間違えたところは必ず復習するようにしましょう。

2.思考・判断・表現

「思考・判断・表現」は、学んだ知識や技能を使って、どれだけ深く考え、適切に表現できるかを評価する観点です。
具体的には、以下のような点が評価の対象となります。

  • 思考力
    物事を多角的に捉え、論理的に考える力
  • 判断力
    情報を分析し、適切に判断する力
  • 表現力
    自分の考えを分かりやすく伝える力(記述、口頭、発表など)

例えば、国語の授業で物語を読んだ後、登場人物の心情を深く考察したり、
自分の考えをまとめて発表したりする活動は、「思考・判断・表現」を評価する上で重要な要素となります。

理科の実験で結果を分析し、考察をレポートにまとめることも同様です。

「思考・判断・表現」の評価を上げるには?

  • 「なぜ?」を意識する
    学習内容に対して、「なぜそうなるのか?」という問いを持つことで、より深く考える習慣を身につけましょう。
  • 自分の考えを持つ
    授業中や課題に取り組む際に、自分なりの考えを持つように意識しましょう。
    正解かどうかを気にしすぎるよりも、自分なりの考えを持つことが大切です。
  • 積極的に発言・発表する
    授業中に積極的に発言したり、発表する機会があれば積極的に挑戦することで、表現力を磨くことができます。
  • 記述問題に積極的に取り組む
    記述問題は、自分の考えを表現する良い機会です。
    積極的に取り組み、先生に添削してもらうことで、表現力を向上させることができます。
  • 様々な情報に触れる
    新聞記事を読んだり、ニュースを見たり、様々な分野の本を読むことで、多角的な視点や思考力を養うことができます。

3.主体的に学習に取り組む態度

「主体的に学習に取り組む態度」は、学習にどれだけ意欲的に取り組み、粘り強く努力しているかを評価する観点です。

具体的には、以下のような点が評価の対象となります。

  • 学習意欲
    授業に積極的に参加し、学習に意欲的に取り組んでいるか
  • 粘り強さ
    課題に粘り強く取り組み、最後まで諦めないか
  • 自主性
    自ら課題を見つけ、自主的に学習に取り組んでいるか
  • 学習の計画性
    学習計画を立て、計画的に学習を進めているか
  • 振り返り
    学習内容を振り返り、改善点を見つけようとしているか

テストの点数だけでなく、授業中の積極性や提出物の丁寧さ、課題への取り組み方など、
日々の学習姿勢が評価に大きく影響します。

「主体的に学習に取り組む態度」の評価を上げるには?

  • 授業に積極的に参加する
    授業中は積極的に発言したり、質問したりすることで、学習意欲を示すことができます。
  • 提出物をきちんと提出する
    課題や提出物は期限内にきちんと提出し、丁寧に作成するように心がけましょう。
  • 予習・復習を習慣にする
    授業の予習・復習をすることで、学習内容の理解が深まり、授業への積極的な参加につながります。
  • 学習計画を立てる
    自分に合った学習計画を立て、計画的に学習を進めることで、学習の効率を高めることができます。
  • 目標を持って学習に取り組む
    具体的な目標を持って学習に取り組むことで、モチベーションを維持し、粘り強く努力することができます。
  • 間違いを恐れない
    間違いを恐れずに積極的に課題に取り組み、間違えたところから学ぶ姿勢が大切です。
  • ノートを丁寧に取る
    ノートは学習の記録だけでなく、自分の考えを整理するツールとしても活用できます。
    丁寧にノートを取ることで、学習内容の理解が深まります。
  • 質問をする
    分からないことはそのままにせず、先生や友達に積極的に質問することで、理解を深めることができます。

まとめ

観点別評価は、単にテストの点数だけで評価するのではなく、
生徒の学習過程や成長を多角的に評価するための重要な方法です。

3つの観点を意識して学習に取り組むことで、通知表の評価を上げ、
自信を持って学習に取り組めるようになるはずです。

また、定期考査などでもどの力を使う問題かを考えて作問されています。
それぞれの力に対応する問題に正解することでその観点の評価が上がります。

つまり、テストで得点することもとても大切ということです。

(単にテストの点だけではダメということです。)

この記事で紹介した方法を参考に、日々の学習を見直し、成績アップを目指しましょう!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です