不登校の生徒さんのための高校受験

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学校に登校していない期間がある。
そのような生徒さん・保護者様は高校受験に対して、不安がいっぱいあるでしょう。

では、どうすればいいのでしょうか?

内申点

内申点については、
先生は「改ざんする」訳にはいかないと思います。
嘘はかけない、ということですね。

でも、「高校に行きたい!」「勉強したい!」という生徒さんを無碍にすることはないはずです。
まずは、学校の先生に相談してください。

そして、提出物を提出する、宿題が出たらそれを提出する、など
できることからやっていきましょう。

欠席日数

欠席日数も気になると思います。
これは学校ごと(公立高校の場合、都道府県ごとの場合もあります)に扱いが異なります。

よく「3年間で30日以上欠席がある場合は不利になる可能性がある」と言いますが、
必ずしもこの日数ではありません。

欠席日数がどのような扱いになるのかは募集要項にあると思います。
私立高校の場合、「欠席が◯日以内」などと具体的に書かれていることもあります。
きちんと確認しましょう。

もちろん、病気や怪我、その他の理由があっての欠席ならば、気にしなくて大丈夫です。
これは中学校の先生と必ず相談してください。

また、これからやるべきこととして、
不登校の生徒さんがすぐに毎日学校に行くというのは難しいかもしれません。
その時は、保健室登校、フリースクール、などさまざまな方法があります。

これらの方法での登校でも「出席」とカウントされる場合もあります。
中学校の先生と相談して、利用してください。

志望校

現在はさまざまな高校・入試方式があります。
例えば、東京都公立高校の「チャレンジスクール」、千葉県公立高校の「地域連携アクティブスクール」などがあります。

また、都道府県によっては、不登校の受験生向けの枠がある場合もあります。
長野県では後期試験では今までも欠席日数は合否判定に利用していなかったようです。
(2024年実施の入試から内申書に出席の記録は無くなったそうです)

さらに、通信制高校・単位制高校・定時制高校などもあります。
これらの高校も以前ならば成績が悪い生徒さんが進学する場所というイメージだったかもしれませんが、
現在では、「自分で選んでいく高校」「特色のある高校」になっている物も少なくありません。

ぜひ、いろいろな学校を調べてみてください。

受験勉強をする

高校受験は「受験」ですから入学試験があることが多いです。
入学試験の対策は少しずつでも構いません。進めていきましょう。

そして、それを進めるときは中学校の先生にも相談してください。

もちろん、塾を利用するのも一つの手です。
今まであまり勉強をしてこなかった生徒さんの方が
「のびしろ」がたくさんあります。

トップクラスまで到達するのは難しいかもしれませんが、
今より成績を伸ばすことは可能だと思います。
頑張って勉強してみてください。

まとめ

色々とやって欲しいことを並べてみました。

結局、「頑張っている姿を見せる」ことが大切だと思います。
例えば、中学1・2年生の時に不登校だった生徒さんがいたとします。
不登校であることは悪いことではありません。
しかし、中学3年生になって、やっぱり高校に行きたいと思い始め、
それに向かって努力している、という姿は必ず評価してもらえます。

他の進路を希望することも全く問題ありませんが、
高校進学という進路を希望し、それに向かって努力しているのならば、
その努力は必ず評価してもらえますので、
ぜひ、その努力をしていってください。

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